中学受験がテーマの漫画「2月の勝者-絶対合格の教室-」を母親目線で読んでみた

本・絵本

こんにちは、テンママ(@tenmama2020)です。

先日、SNSで話題になっていたことで初めて知った中学受験がテーマの漫画「2月の勝者-絶対合格の教室」。

大学受験がテーマの「ドラゴン桜」は知っていましたが、中学受験がテーマの漫画もあるんですね。

うちはまだ子供が小さいこともあり、大学受験はまだ先の話で実感がなく…。
中学受験は意識しているので、さっそく読んでみました!

「2月の勝者-絶対合格の教室-」とは

『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で2018年から連載されている漫画だそうです。全然知りませんでした!自称漫画オタクとしては反省…。

柳楽優弥さん主演のドラマで2020年7月から放送される予定が、コロナの影響で延期になっているそうです。残念ですね…。

「2月の勝者-絶対合格の教室-」を読んだ感想

前述しましたが、私はかなり年季の入った漫画オタク。スポ根、SF以外なら大抵読む雑読派。
そんな私からすると「まぁよくある設定」。


物語の舞台は東京・吉祥寺の中学受験塾「桜花ゼミナール吉祥寺校」。主人公はそこに勤務する熱血新人講師・佐倉麻衣。ある日、佐倉のいる桜花ゼミナールに業界トップの「フェニックス」を辞めた黒木蔵人が新校舎長としてやってきます。黒木は徹底した拝金主義。そんな黒木のやり方に佐倉は不満を抱くのですが-。

ね?「あぁ、よくあるやつ」と思うでしょ?
でも、子供を持つ母親として、特に中学受験の予定がなくても、思わず読み進めてみたくなるストーリーなんです!

私がとても印象に残っているのは1巻の冒頭。
「君たちが合格できたのは、父親の『経済力』そして、母親の『狂気』」という部分。
「そんな身も蓋もない!」と思うのですが、ある意味真実かなと…。

面白いのが、女性(特に母親)がこの漫画を読むと「わかる!」「共感!」「涙!」といった感想が多いのに対し、男性は「(読み物として)面白い」だそうで…。
そのあたりに父親と母親の「子育て」「教育」「受験」に対する温度差感じてしまうわ…。

私は、いつの間にか漫画の中に出てくる子供と母親に自分の子供(特に長男)と自分の姿を重ねて読んでいました。
そのせいか思わずうるっとくるシーンが多かったです。

また、ところどころに出てくる中学受験や中学受験塾に関する情報がとても興味深く、読むだけでとても勉強になりました。

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「2月の勝者-絶対合格の教室-」 のモデルとなった塾・学校

これについてはいろいろな憶測がされていますが、作者の高瀬志帆さん曰く「桜花ゼミナール」については特定の塾をモデルにしているわけではないようです。

桜花ゼミナールのライバルであり業界トップの「フェニックス」は、その名前から「SAPIX(サピックス)」がモデルになっている、なんて憶測する声もあるようですが…。

そのあたりはあくまでも個人の推測で「これって多分この塾のことだよね」と想像しながら読むと面白いかもしれません。

漫画の中に出てくる学校(志望校)は、実名のものもあれば、そうでないものもあるようです。
実名ではないものの、実在する学校名と類似していることもあり、モデル校を推測しているサイトがいくつもあります。
残念ながら、今の私には自分で推測できるだけの知識や情報がないのですが…。

最新刊「2月の勝者-絶対合格の教室」8巻が発売

最新刊の8巻が2020年6月30日に発売されました。
どうりでここ数日SNSの教育ママさん界隈で「2月の勝者」が話題になっているわけだ…。

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1巻と2巻を読んだ私も「2月の勝者読みました」とSNSに投稿したところ、「面白いですよね」「私も読んでいます」等コメントをいただきました。
中には海外在住なのにお取り寄せしている方まで!人気ぶりが伺えますね~。

中学受験を考えていないご家庭でも、小学生のお子さんをお持ちの方は十分楽しめる(共感できる)漫画だと思います。

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